ダンスシーン盛りだくさんのインド映画・ボリウッドムービーを初めて見た感想をレポート

ご覧いただきありがとうございます。



前回は、インドの映画館レポート をさせていただきました！

では今回は、その時に見た映画の感想について書かせていただきます。

・作品名： Firangi（フィランギ）

・ジャンル：ラブコメディ

・ボリウッドムービー

・言語：ヒンディー語

・公開日：2017年12月1日

・興行収入： 約１億円

・上映時間：２時間４０分







作品の詳細はざっくりこんな感じです。

ウィキペディアには、この作品ジャンルを ”コメディアクション” と紹介していましたが、私が見た感想だと、アクションの要素はほとんどなかったので、勝手にラブコメに変更させていただいてます＾＾；






☆キャスト☆

●主人公　Kapil Sharma カピル・シャーマ
（役名 Manga マンガ）

インドの有名なお笑い芸人さんです。
この映画のプロデューサーでもあります。
Twitter→ @kapilsharmak9 （フォロワー約1150万人！凄っ）

●ヒロイン　Ishita Dutta イシタ・ダッタ
（役名　Sargi サルギ）

インドの映画女優さんです。
90年生まれの27歳ですが、とても大人っぽいですね！

Instagram→ @ishidutta

●重要人物　Edward Sonnenblick エドワード・ソネンブリック
（役名　Mark マーク）

アメリカ人俳優さん。
ツイッターやインスタグラムのフォロワー数を見る限り、かなりの大大大抜擢だったんでしょうね･･･！
Twitter→ @trulyedward　







☆あらすじ☆

まずこのタイトルの ”Firangi"ですが、ヒンドゥー語で ”外国人” という意味だそうです。



そして内容は…


主人公のマンガという男は、教養もなければ仕事も無い、どうしようもない男です（笑）。警察官になりたいという夢があり、何度も挑戦しましたが、夢は叶わず。。

あるとき、マンガの友人の結婚式のために、とある村へ訪問。そこでヒロインのサルギと出会い、一目惚れ。しかしマンガは仕事もないプー太郎なので、彼女にアタックすることも出来ません。


そんなマンガには昔から、「誰のぎっくり腰でも一蹴りで治す」と言う変わった能力を持っています。（どんな能力ｗｗ）
するとある日、英国政府のお偉いさん・マークもぎっくり腰になってしまいましたが、、マンガの魔法の一蹴りで直ぐに回復（笑）

マークはこの行為に感銘を受け、彼の力で、警察官になりたいと言うマンガの夢を叶えてもらえることに！
これできちんとした職を得たマンガは、改めて愛しのサルギにアピール。するとサルギもマンガのことを気になり始め、とてもいい感じに･･･♪


ですが、サルギの家族を含め、この村自体が マハトマ・カンジー を崇拝しており、”イギリス” と言うだけで猛反発！！早く別れろ！の一点張り･･･
しかしマンガは、イギリスの為に働いているし、せっかく自分の夢が叶ったこともあり、そう簡単に警察を辞めるわけにもいかず。。


しかしここから色んなどんでん返しがあり、とんでもない結末が待っている！！！････かもしれません（笑）


※Wikipedia ”Firangi” のページ参考






☆ ”フィランギ” の私的感想 ☆



感想を述べる前に。。。

そもそもですが、私はヒンディー語が全くわかりません！（笑）
そして映画を見る前に、ざっくりとしたあらすじも全く聞かされていません。

なので、情報ゼロの状況から、映像と、映画内でたまに使われる英語だけで内容を推理し、想像して鑑賞しました＾＾；

ですので、このわたしの感想は、あまり参考にしないでくださいｗ
※上のあらすじは、ウィキペディアできちんと確認してから書いていますので、ご安心ください。





率直に、この映画を見た感想は 面白かった です！



言葉もあらすじも全くわからないし、絶対に途中で眠ってしまうだろうなぁと思っていたのですが、この映画は、アクションや表情、演出や効果音がほんとにわかりやすいので、感情が汲み取りやすかったです。

そして効果音も、きっとここでボケたんだろうなぁという、すごく分かりやすい効果音をつけてくれてます（笑）
言い方を変えると、典型的な効果音ばかりで、演出が古臭い と言ったらいいんでしょうか…。
今の日本のテレビ番組では絶対に聞かないですｗ白黒テレビが似合いそうな効果音ですｗｗｗ


けどそんな古臭い演出のおかげで、あらすじも後にウィキペディアで確認したら、ほぼ想像通りでした☆







そして、インド映画・ボリウッド映画と言えば ダンス・踊りのシーン ですよね。

この映画でも、めちゃくちゃ踊ってました！



１回目のダンスシーンの時は、「わー！きたきた！さすがインド映画！」とか思ってたんですけど、


３回目・４回目となると、「また踊るの？多くない？長くない？これ必要？」と、かなりしつこい印象になってしまいました(-_-)



そもそもインド映画にダンス・踊りのシーンがなぜこんなに多いのかと言うと、 キスシーンなどのラブシーンに規制がかかているから なんですね。
インド人がダンス好きだからとか、色んな理由は有ると思いますが･･･


最近では少し緩くなってきたのか、テレビドラマやCMでもキスしてる風のカットや、ベッドでのいちゃいちゃシーンも、たまに目にするようになりました。


ですが、基本的には キスしそうになったらダンスが始まる または、 キスしそうになったら親や誰かが邪魔しに入ってくる というのが、まだまだお決まりパターンなようです（笑）



････と、話は反れましたが、ダンスシーンが多すぎたのは、私的には少しマイナスポイントでしたね。







あと、このフィランギはコメディ映画なわけですが、私は言葉が分かっていないので、正直笑いどころが全然分からなかったのですが、、インド人には大爆笑の嵐でした。


一番大爆笑だった部分は、とある理由で、主人公マンガの男友達が女装して、とある場所に紛れ込まないといけないというシーンでは、インド人みんな手を叩いて大笑い！！！

日本の映画館でも、あんなに笑い声が響き渡ったのを聞いたことがありませんでしたよｗ




きっとわたしも言葉がわかっていれば、少しは笑っていたのかもしれませんが、あんなに大爆笑するほど笑ったかは謎です（小声）





ストーリー的にも、主人公や恋愛のことも分かりやすくてよかったんですが、”ガンジーを崇拝しているからイギリスに抵抗がある”　という歴史的な背景の部分は、私が無知過ぎたため、わかりませんでした。。。


こういう設定は、かなりインド映画ならではだなぁと思いました。





インド映画・ボリウッド映画・ヒンディー映画に興味があって、見てみたいなと思っている人には、とてもわかりやすいと思うので、初心者さんにもお勧めです☆



私もまた機会があるのであれば、せめて英語字幕付きでいいので、きちんと内容を理解して、もう一度見てみたいです（＾＾）





詳しくは、こちらのオフィシャル動画をぜひ見てみてくださいね。