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海外旅行で気になることの1つ、「その国がチップ制かどうか」。
日本にはチップの習慣や制度がない為、いくら払えばいいのか、どうやって渡せばいいのかわからない方が多いはず。
そんなチップの習慣はインドにもあります。
ではいまから詳しく説明していきます!
【どのくらい払えばいいの?】
基本的にチップは「感謝の気持ち」です。「良い接客をしてくれてありがとう」という気持ちを金額に表してる感じです。なので本当に良かったと思えば、奮発しすぎかな?と思うくらい渡してもいいですし、逆に不愉快な思いをもしもしたのならば、払う必要はありません。
ちなみに・・・
以下の値段の相場ですが、ケチな私の勝手な値段設定です(笑)大喜びもされませんし、嫌な顔もされないってくらいですww
現地人がどのくらい渡しているかで何となくこの相場になりました。ですので、時と場合をみて、みなさんのさじ加減で決めてみてください♪
・レストラン
基本的には、お会計の5〜10%くらいのチップを渡します。それプラス、そのレストランのランクでも変わってきます。
庶民的なレストランであれば、お釣りの小銭や10ルピー程度で充分です。
一般的なレストランだと、お会計の約10%が無難です。(しかし私は100ルピー以上は払いませんw)
高級ホテルのレストランとなると、チップも倍以上になります。満足度によっては500ルピー払う方もいらっしゃいます…
そして一人の店員さんが、自分のテーブルを接客担当してくれることが多いので、その場合は、その店員さんにも100ルピーくらい渡してあげるとカッコいいと思いますよ!
・タクシー/オートリクシャー(トゥクトゥク)
短距離移動の乗車の場合のチップ相場ですが、私は「一律プラス10ルピー!」と決めてます。料金が154ルピーとか中途半端だと、160ルピー渡してお釣りをあげる感じにしています。
ケチだなぁと思われているかもですが、少なくないんだからいいじゃん!って思ってしまいますけどね(笑)
そして観光などの為に、半日・1日タクシー/リキシャーをチャーターする場合、半日だとプラス50〜100ルピー、1日で100〜200ルピーです。
この値段の幅は、運転手さんがどれだけ私たちに尽くしてくれたかの差です。凄く気を使ってくれたり、とても良いレストランを紹介してくれたりすると200ルピー以上渡しますが、要領が悪かったり、かなり待たされたりすると100ルピーしか渡しません。
この値段の幅は、運転手さんがどれだけ私たちに尽くしてくれたかの差です。凄く気を使ってくれたり、とても良いレストランを紹介してくれたりすると200ルピー以上渡しますが、要領が悪かったり、かなり待たされたりすると100ルピーしか渡しません。
・観光ガイドさん
タージマハルなどの人気の観光スポットに行って、現地の観光ガイドさんを雇った場合のチップは、100ルピーが妥当です。
・ホテル
ホテルでは、荷物を運んでくれたり、ルームサービスなどと、様々な場面でチップを渡す必要があります。
ホテルのランクにもよりますが、一般的なホテルで(一度につき)10〜20ルピー、高級ホテルだとその倍くらいです。
そして連泊中に部屋の掃除をしてもらう場合は、必ず100ルピー以上を部屋に置いて出ましょう。チップを置いて出なかった場合、清掃員が荷物などを盗難する場合があるそうです…。安すぎてもきちんと掃除してくれなかったりするそうなので、ここはケチらない方が良いです(>_<)
・その他の場面
たまに無料トイレで、私が個室に入る前に、室内を綺麗にしてくれる清掃員のおばさんがいます。その方たちは確実にあなたのチップを待っています(笑)その場合は5ルピー以下の小銭で充分です。
そしてこれはチップではありませんが、、
物乞いやストリートチルドレンの子達ですが、一人にあげると、そこら中からわんさか人が集まってきます。それに耐えられない方は、心を鬼にして何もあげないと言うのがベターです。
物乞いやストリートチルドレンの子達ですが、一人にあげると、そこら中からわんさか人が集まってきます。それに耐えられない方は、心を鬼にして何もあげないと言うのがベターです。
心が痛むから何かあげたい!と言う人は、飴やチョコなどお菓子や食べ物をまずあげましょう。食べ物がない場合は、1ルピーなど小銭をあげましょう。10ルピーをあげてしまうと、物乞いが多い地域だと本当に取り囲まれるしずっと付いて来られます。なので、あげるにしても小銭までにしましょう。
【どうやって渡すの?】
日本にはチップ文化がないので、チップのスマートな渡し方がわからない方が多いとおもいますので、よければ参考にどうぞ!
・レストラン
マクドナルドやKFCなどのファストフード店などの先払いシステムでない限り、お会計は基本的にテーブルでします。
支払いをし、お釣りが返ってきたら、その伝票ホルダーにチップを挟んで退店すればOKです。
庶民的なレストランの場合は、伝票がトレーにのってくることがあります。その場合は、そのトレーにチップを乗せて退店しましょう。
・タクシー/リクシャー
運賃+チップを渡して下車するのが、一番スマートかと思います。(※仮に運賃150ルピーであれば、160ルピー渡す)
もしも細かいお金がなくてお釣りを貰ってからでないとチップが払えない場合は、お釣りを貰ってからチップをサッと渡しましょう。(これ見よがしにチップを渡すのはダサいと思いますw)
・観光ガイドさん
観光ガイドさんにも、タクシーと同様、料金+チップで渡すのがいいと思います。
・店員さんに直接渡す
ホテルの荷物持ちの人や、自分のテーブルを担当してくれた店員さんに直接チップを手渡しする場合は、支払いを済ませ、帰り際にその店員さんを呼び止め、ありがとうと言いながら下の方でこっそりチップを渡しましょう。(この場合も、これ見よがしに渡すのはダサいですし、やらしく見えるのでやめましょうw)
【どこもかしこもチップは必要?】
「どんなお店や人にもチップを渡さないといけないの?」とよく聞かれます。
確かにここまで読んでいたら、「人と関わったらチップが発生する」ように感じてしまいますが、そんな事はありませんw
基本的に買い物をした場合、誰にもチップを渡す必要はありませんし、道案内をしてくれたり手助けしてもらった場合でも、特にチップを渡す必要もありません。
基本的には、上記のシチュエーションくらいしかチップを渡す機会はありません。
ですので、お気軽に人に頼りまくってくださいw
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いかがでしたでしょうか?初めてチップを渡す時は、結構戸惑うし変に緊張もしますが、すぐに慣れます!これも日本では経験出来ない体験だと思って、海外旅行を楽しみましょう♪
※これはあくまでもインドでのチップ文化のお話です。アメリカや他の国では違うチップの習慣があるかもしれませんので、お気をつけ下さい。